ダウンサイズ
公開:2017年
主演:マット・デイモン
視聴可能サイト:NetFlix、U-NEXTほか
あらすじ
物語は生物学者・ヨルゲン博士の新発見から始まる。
それはあらゆる生物を12.9cmに縮めてしまう薬。
ヨルゲン博士はこの薬で人間を縮めてしまうことで、食糧不足や環境問題の多くを解決できると考えていた。
この発見は世界を揺るがす。小人間用の新しいコロニーが作り出され、小人間たちの新世界では物価は1000分の1。所有する財産を全て処分し小人間としての生活を選択することで一生働かずに裕福な暮らしができるのだ。
コロニー内では皆が裕福な暮らしが約束されているため犯罪もなく楽園のような暮らしが約束されていた。
医学療法士のポールは、同窓会で旧友が小人間化したことを知る。
旧友は楽園のような暮らしを自慢げに話し、ポールに小人間化を勧める。
コロニー内での暮らしに夢を抱いてポールと妻は小人間化を決定するが、妻は土壇場で尻込みし小人間化をとりやめてしまう。
コロニー内で独り寂しい生活を送ることになってしまうポール。
そして小人間が増えるにつれて発生する貧富の差。
間に合わなかった環境問題。
小さな人間たちが送る大きな物語。
備忘録
率直にとても面白かった!
環境問題を解決したいなら人間を小さくしてしまえばいいじゃん!
という発想が最高ですね。
小さくなったポールのハッピーストーリーを想像して鑑賞しましたが
そこまで単純な物語ではありませんでした笑
コロニー内では人間が増えるにつれて貧富の差が生じ、徐々にコロニー外の世界に近づいていきます。
小人間化の技術は悪用することもできるし、小さくなって消費をしなくなった人間に元の通りの権利が与えられるのかという問題も発生する。
極めつけはこの映画の骨子ともなっている環境問題。
予告編やポスターからは全く想像できませんが、
この映画「地球滅亡系」の映画なんです笑
ネタバレを避けるためにこれ以上は控えますが、
ただのハッピーコメディではないよってことはわかった上で見てみてください!
でもすごく心がスッとするいい映画!
見て後悔はしないはずです!
ちなみにPG12となっているのでお子さんと見るのにはちょっと向いてないかな…
独り言
3本目!
Netflixで最近配信されたようです。
新着欄に登場したサムネイルを見てすぐに再生しました。
いままでは、鑑賞済のお気に入り映画を繰り返し見ることが多かったですが
このブログを書くようになってからは、鑑賞したことのない映画を選ぶようになりました。
触れたことのない良作に出会えるのはサブスク時代を生きる僕たちの特権ですね。
明日は超名作007の最新作「No Time to Die」を見に行ってきます!
余裕があったら記事にしてみますので、よかったら読んでください。
以上!